話し方/佐和子先生の教えの一部

2022.01.01

1.挨拶
話し方を学ぶのは、上手にしゃべるためだと思う人が多いが、実は基本的な本当の
目的は、良い人間関係をつくることにあります。良い人間関係は、幸福の原点です。
話し方は貴方を幸福にします。
挨拶は、幸福になるための第一歩です。挨拶の挨は開くという意味、挨拶の拶は迫る
という意味です。つまり挨拶は心を開いて、人に迫るものです。特にリーダーは積極
的に挨拶してほしい。人の後ろ姿に声を掛けるくらいでないと。挨拶は、人と人の間を
埋めます。挨拶は、人と人の間に波動を生みます。その結果、挨拶をすると、人と人
の間に親近感が生まれます。挨拶をしようねと子供の時から教わっているのに、大人
たちは忘れている。私はことあるごとに、例えばエレベーターの乗り降りや、電車の座
席に座る際等、声掛けしているが、反応のあることは少ない。でも、それを続けると、
少なくとも貴方は挨拶のできる人になります。そして周りが貴方に好意的になっていき
ます。
以下、あいさつのコツ。あ(明るく)、い(いつでも)、さ(先に)、つ(続ける)
(ぼくは、10年前にこの話を、講演会で倉部先生から聞いてしびれました。退職したら
、近所の奥さんに積極的にあいさつするのよというアドバイスに目が開かれる思いで
した。十分ではないが、今も努力しています。おかげで幸せな60代が送れた気がして
います。)
2.返事
以下、返事のコツ。か(感じよく)、え(笑顔で)、す(素直に)
返事の際は、まず相手を見て、すぐに近づくこと。
「はーい」、「はいはい」、「何ですか」、「はい、分かってます」はダメですよ。
返事が良い人は、人に頼まれ、人に出会い、物事が分かってくる人生になる。
以上